続々進む、日本の高層化 建設中から計画中のビルプロジェクト一覧

日本全国で高層ビルのプロジェクトが進行しています。東京だけでなく、札幌や名古屋といった地方都市にも計画が進行中というのだからワクワクしますよね。ビルの高さにして200メートル以上のプロジェクトも多く、300メートル級のプロジェクトもちらほら見られます。今回は、この計画中から建設中のプロジェクトの一覧にして、どの会社が担っているかも確認してみましょう。

日本の景観の顔、また新しいビジネスの場となる未来のプロジェクトを知ることで今後どのような世の中になっていくのか想像してみると楽しいかもしれません。

札幌駅交流拠点

札幌は冬季オリンピックや新幹線の延長などの開発に応じて、高層化プロジェクトがいくつも進行中です。一つ目に札幌駅交流拠点の再開発が始まっています。

開発中のビルは46階にして高さ250m級のビルになります。札幌はおろか北日本を代表する大きな顔になることは間違いないビルとなるでしょう。ビルには商業施設、オフィスビル、ホテル、バスターミナルなどが入る予定です。

2029年の開業を目指しており、清水建設が施工を担います。

札幌市より引用

札幌駅南口

札幌駅前は上記のビル以外にも南駅口付近にもビル計画が進行中で、地上35階、地下6階、高さ200mのプロジェクトが進行中です。

中には商業施設や、オフィス、ホテルなどが入居する予定となっています。

主幹企業はヨドバシホールディングスが担い2030年の開業予定を目指いしています。

札幌駅周辺はこれまでにないほどの高層化が実現することになります。

札幌市より引用

東京虎ノ門・麻生大地区開発

もとより高層化の激しい東京都ですが、さらに日本一を目指さんとばかりに超高層化のビル計画が進んでいます。現在、虎ノ門・麻布大地区において大阪のあべのハルカスの記録を抜かさんとばかりの巨大工事が進行中なのです。建設中のビルは3棟を予定としておりメインタワーが64階 325m、残り2棟が262mとなります。

メインタワーには商業施設、大学病院、オフィスなどが入居予定で、残り2棟には住宅区、ジム、スタディルームなどが入居予定となっています。

施工業者は清水建設三井住友建設大林組などが担当します。

森ビルニュースリリースより引用

 東京千代田区 TorchTower

東京は千代田区でも巨大なビルが計画中です。東京タワーをはるかに凌駕するこのビルはTorchTowerという名前で呼ばれており、完成の暁には地上63階高さ390mとなり日本一高いビルとなります。

オフィス、ホテル、ビルの屋上には展望施設、ホールなど諸々の商業施設が入居できるようになります。

現在、主幹の三菱地所が計画中で、施工業者はまだ決まっていない模様です。

三菱地所ニュースリリースより引用

名古屋市中区

テレビタワーが大通りの真ん中に建っている地区に大きなビルが建設予定です。これまで名古屋は名古屋駅前周辺の高層化ばかりでしたが、駅から離れた地区にも大きなビルが建設されます。

地上41階、地下4階、210mほどのビルとなり完成した際には名古屋栄の新しい顔となって地域を盛り上げる商業施設となります。高級ホテル、オフィス、シアターなどの施設が入居できるようです。

2026年の開業予定で三菱地所が設計を行います。なお、施工業者は未定です。

名古屋市HPより引用

大阪 夢洲タワービル

西の都、大阪でも開発計画が進行中です。大阪万博などのイベントがあることでこのイベント需要を満たさんといろいろなプロジェクトが進行しています。

大阪府大阪市此花区では270m級のプロジェクトが進行中です。この夢洲タワービルという名前で呼ばれているビルはもともとは大阪万博を見越して開業する予定でしたが法律の兼ね合い上遅れることを余儀なくされプロジェクトが再検討段階に入っている状態です。

感性の暁には270mのビルとなり、夢洲駅を新たに新設し商業施設やホテルなどが入居できる施設となります。

主幹企業は大阪メトロが計画しており、施工業者は未定という段階です。

大阪メトロHPより引用

このほかにも大きなプロジェクトが進行中

以上、日本各地の大きな都市で注目を集めそうな計画をピックアップしてみました。なお、100m級のビルは本当にたくさん計画されており、ブログの紙面上網羅することはできないくらいです。また、九州は福岡でも新たにビル建設に関する規制が緩くなったのもあり九州でも高層化が今後進む可能性があります。

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